家が変わる⁈新築玄関のおしゃれアイデア6選

 
玄関は家の顔とも言われ、大切な空間です。新築の注文住宅では、ライフスタイルに合わせて玄関をおしゃれに設計することで、毎日の生活を心地よくすることができます。玄関の広さや明るさ、収納スペース、デザイン性など、さまざまな要素を組み合わせることが重要です。今回は、新築の玄関をおしゃれに仕上げるためのポイントを、6つの観点から詳しく解説します。



収納を充実させる


玄関に十分な収納スペースを設けることが、おしゃれな玄関づくりの第一歩です。来客用の上履き箱、家族の靴箱、アウトドア用品の収納など、用途に合わせて収納を分けると便利です。


シューズクロークの活用

玄関に設置されるシューズクロークは、靴の収納に非常に便利です。充分な広さを確保し、家族構成に合わせて靴箱の大きさや段数を設計することが重要です。また、玄関から直接アクセスできる動線を確保すれば、出入りがスムーズになります。
シューズクロークの中には、来客用の上履き箱を設けるのがおすすめです。靴の種類に合わせて引き出しや棚を設置すれば、さらに使いやすくなります。扉の付いた収納なら、生活感を隠すことができ、おしゃれな玄関を保つことができます。


家族構成に合わせた収納設計

シューズクロークだけでなく、玄関収納全体を家族構成に合わせて設計することが大切です。子育て世帯なら、ベビーカーや自転車の収納スペースが必要です。アクティブな家庭なら、アウトドア用品の収納が欠かせません。収納は見た目もさることながら、日々の使い勝手にもこだわりましょう。
収納の扉は、開け閉めしやすい引き戸がおすすめです。車いすやベビーカーの移動も考慮して、幅を十分に確保しましょう。上部の吊り棚を設けるなど、スペースを有効活用するのも良いアイデアです。




空間に広がりとゆとりを


玄関は出入りの場所であり、家族の動線が交わる空間でもあります。そのため、開放感があり、ゆとりのある間取りを心がけましょう。玄関ホール、土間、インナーガレージなどの設計に工夫を凝らすことで、機能性と開放感を両立できます。


ゆとりのある玄関ホール

玄関ホールには、ある程度の広さが必要です。人が行き交う場所なので、狭すぎると圧迫感が出てしまいます。2坪程度の広さがあれば、ゆったりとした空間を確保できます。また、吹き抜けやスリットウィンドウを設けることで、開放感のある玄関ホールを実現できます。視線の抜け感、自然光の取り入れ方も工夫しましょう。出入り口を広くしたり、ホール階段を設けることでも、玄関全体に広がりが生まれます。


土間の活用

玄関に土間を設けることで、家族と来客の動線を分けることができ、動きやすさが確保されます。土間は床の高さを少し下げ、外と室内の中間領域としての役割を持ちます。積雪の多い地域では、土間が雪対策にもなります。土間の幅は1m程度あれば十分な広さが確保できます。土間と玄関ホールとの段差は浅めにすると、車いすやベビーカーの移動にも便利です。両者のつなぎ目は、勾配をつけたり素材を変えるなどして、視覚的にメリハリをつけるとおしゃれです。


インナーガレージの活用

車を所有する家庭では、インナーガレージを設けるのもおすすめです。玄関からそのままインナーガレージに行けるよう、動線を確保しましょう。悪天候時の出入りが楽になり、家族の利便性が格段に上がります。インナーガレージは、バイク置き場やサイクルポートとして使うこともできます。広い空間を確保でき、雨に濡れずに玄関まで移動できる点が魅力です。自転車や荷物の出し入れに便利なだけでなく、おしゃれなデザインのインナーガレージなら、外構としての存在感も出せます。




明るさと開放感のある設計


玄関に明るさと開放感があれば、心地よい空間が生まれます。視線の抜け、自然光の取り入れ方、設備の配置など、さまざまな工夫で明るく開放的な玄関をデザインすることができます。


窓の設置

玄関に窓やスリット窓を設けることで、自然光が取り入れられ明るい空間になります。また、ガラスにより外の景色が見渡せるので、開放感がプラスされます。窓の位置や大きさ、形状は、室内の動線と照明計画を考慮して決定しましょう。小窓を設置する場合は、玄関とリビングの中間あたりがおすすめです。大きな窓にする場合は、視線の動きや目線の高さを意識するのがポイントです。家の外観と調和するデザインにするなど、アクセントになるような配置が良いでしょう。


吹き抜けの採用

玄関ホールに吹き抜けを設けると、空間に開放感が生まれます。階段やリビングとの一体感が高まるので、プライバシーに配慮する必要はありますが、視覚的に広がりのある玄関を実現できます。吹き抜けの上部に窓を設置すれば、自然光を取り入れることができ、明るい空間になります。天窓を採用すれば、光の取り入れ方に広がりが出せます。暗くならないよう、照明計画にも気を配りましょう。


間接照明の効果的な活用

玄関の照明には、ダウンライトや間接照明を組み合わせるのがおすすめです。天井や壁面からの柔らかい光が差し込むことで、明るさと共に落ち着いた雰囲気を演出できます。玄関ホールには壁際に照明を設置し、靴箱やニッチ、作品やアクセントウォールなどをライトアップするのが効果的です。人感センサー付の照明なら、省エネにも役立ちます。玄関ポーチの照明についても、柔らかな光を採り入れることで、夜間のおしゃれな外観が楽しめます。




デザイン性の高い素材の活用


素材選びにもこだわると、よりおしゃれな玄関になります。木材や石材、タイル、ガラスなど、素材ごとの表情を生かしながら、インテリアとの統一感にも気をつけましょう。ニッチやアクセントウォールへの活用など、アクセントとしても有効です。


木材の活用

木材は温かみのある素材で、ナチュラルな雰囲気づくりに最適です。玄関ホールの床や壁に無垢の木を使えば、上品で高級感のある印象になります。アクセントとしてウッドデッキを造作して、ナチュラルなエクステリアとの調和を図るのもおすすめです。ウォールナットやチークなどの木目が美しい素材を使えば、高級感もプラスされます。木材はサイズや色味によってイメージが大きく変わるので、インテリアや外構とのバランスを意識しましょう。無垢材なら経年による風合いの変化も楽しめます。


石材の活用

石材は上質で重厚感があり、高級感のある玄関作りに適しています。タイルやモルタル仕上げ、石貼りなど使い方を選べば、様々な表情を楽しめます。玄関ホールや土間の床に使う他、アクセントウォールとして壁面に取り入れるのも効果的です。石材は自然素材なので、それぞれに個性があり、空間に奥行きを生み出します。明るい色のモダンな空間には、石材が存在感のあるアクセントになります。また、グレーやブラウンなどの落ち着いた色調は、洗練された印象の玄関を演出できます。


ガラスの活用

ガラスを取り入れると、玄関に明るさと軽やかさが生まれます。すりガラスを使えば、プライバシーを守りつつ光を取り入れることができます。また、視線の通り道ができ、空間に奥行きが生まれます。ガラスはシューズクロークの扉や目隠しの建具に使うのが一般的ですが、壁一面ガラス張りのアクセントウォールを設けるのもおしゃれなアイデアです。ガラスと木材の組み合わせが特に人気で、開放感とナチュラル感が両立します。




おしゃれな外観デザイン


家の顔ともいえる玄関は、外観のデザインにもこだわりたいポイントです。玄関ドア、玄関ポーチ、アプローチの造り、外構とのバランスなど、様々な要素を組み合わせて、印象的な外観を作り出しましょう。


玄関ドアのデザイン

玄関ドアは、外観に大きな影響を与える重要な要素です。木製やアルミ製、デザインガラス入りなど、様々な種類から選ぶことができます。セキュリティ性、断熱性能、開閉方式にも注目しましょう。シンプルなデザインを選べば、落ち着いた雰囲気のある外観になります。木調のアーチ型ドアなら、ナチュラルでおしゃれな印象に。サムターンの入ったスリットガラス付きドアは、洗練された印象を与えてくれます。扉の色は、外壁や玄関ポーチの色と合わせるのがコーディネートの基本です。



玄関ポーチのデザイン

玄関ポーチは、雰囲気づくりに重要な役割を果たします。ポーチの形、素材、サイズにこだわって、用途に合わせた上質なデザインを実現しましょう。広いポーチなら、床のタイル張りや立体的な形状にすればおしゃれさがアップします。ポーチの屋根や壁面の素材選びには、グレーのモルタル仕上げやタイル、レンガ、ガラスブロックなど、様々な素材を組み合わせることができます。木製のルーバーや格子を取り入れれば、ナチュラルさを演出できます。天井に勾配をつけたり、ペンダントライトを設置するなどのアクセントも印象的です。



アプローチの演出

アプローチは、玄関への導線を演出する重要な場所です。カーポートからダイレクトにアプローチが続くレイアウトにすると、車からのアクセスが便利です。アプローチに植栽を取り入れることで、緑あふれるおしゃれな外構が作れます。アプローチの素材は、タイル、レンガ、化粧ブロック、ウッドデッキなど様々な素材から選ぶことができます。視覚的に玄関ポーチまでの一体感を出すため、同系色のタイルを使うのがおすすめです。植栽のパーゴラを設けたり、アプローチ沿いに門柱を配置したりと、手の加えられた演出がおしゃれさを生み出します。




まとめ

新築の玄関づくりは、それほど大掛かりなリフォームではありませんが、毎日使う大切な空間だからこそ、ライフスタイルに合わせてこだわりたいポイントです。広い土間と玄関ホール、収納力の高いシューズクローク、明るさと開放感のある設計、素材とデザインのこだわり、上質な外観。これらの要素を意識して設計することで、生活の質が向上するだけでなく、おしゃれで機能的な玄関が作れるはずです。時間を掛けて、家族とよく検討しながら理想の玄関を実現しましょう。

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