注文住宅と建売住宅はどちらがよい?向いている人を解説

2023.06.02

この記事では「注文住宅と建売住宅はどちらがよいのだろうか」「どのような家が自分に合っているのだろうか」といった疑問をもっている方に向けて以下の内容をご説明致します。

・注文住宅と建売住宅の大きな違い
・注文住宅に向いている人の特徴
・建売住宅に向いている人の特徴

家選びで悩んでいる方はぜひこの記事を参考にして頂き、自分に合った住宅を見つけてくださいね。

注文住宅と建売住宅の大きな違い

注文住宅と建売住宅の大きな違いを以下の5つの要項からご説明します。

項目特徴
土地の購入・注文住宅は土地を購入して建物を建てる
・建売住宅は土地と建物をセットで購入する  
間取り・注文住宅は自由にカスタマイズすることができる。
・建売住宅は既に間取りが決まっている。
内装、外装・注文住宅は自分の好みのテイストを追及したデザインを実現可能。
・建売住宅は基本的には内装、外装を変えることはできない。
仕上がりのイメージ・注文住宅は完成するまで仕上がりはわからないが、
 パソコンでのシミュレーションは可能。
・建売住宅はモデルハウスなどで仕上がりを見ることができる。
総費用・注文住宅は一般的に費用が高いが、予算を伝えておくと、
 その範囲内で調整も可能。
・建売住宅は、一度に多くの住宅を分譲するケースでは部材を規格化し、
 建設するためコストを抑えることが可能。

注文住宅は自分好みの家づくりをすることが可能ですが、費用が高く、手間や時間を要します。建売住宅では一般的にカスタマイズ性はありませんが、費用を抑えることができ、入居までの手間や時間を削減することができます。

注文住宅に向いている人の特徴

注文住宅に向いている人の特徴をご説明します。

外観や間取りなどに細かくこだわりたい人

注文住宅は自分のニーズや要望にあわせて建てることができるため、理想の住まいを実現できます。自分の好みやライフスタイルに合わせて間取りやデザインを決めることができるため、外観や間取りなどに細かくこだわりたい人に向いています。以上より、注文住宅はこだわりが強い人や理想の住宅をイメージできている人に向いています。

家づくりに時間や手間をかけられる人

注文住宅のメリットとして、自分の希望や好み、こだわりを叶えることができる一方、ハウスメーカーとの定期的な打合せや調査など家づくりに時間を要します。間取りや内装、外装、デザインにこだわりたい人で家づくりに時間や手間をかけられる人は注文住宅に向いているでしょう。じっくりと計画を練り、施工会社と打合せを何度も行って進めていくことが可能な人は注文住宅を選択することをおすすめします。

既に土地を所有している人

注文住宅は建売住宅と違い、土地は自分たちで用意しないといけません。もちろん、既に土地を所有している人は、新たに土地を購入する必要がなく、所有している土地内に注文住宅を建てることができます。したがって、既に土地を所有している、あるいは今住んでいる住宅を立て替えたいという人は注文住宅が向いているでしょう。ただし、所有している土地の建ぺい率と容積率をチェックした上で活用できるかどうかを判断しましょう。

建売住宅に向いている人の特徴

続いて建売住宅に向いている人の特徴をご説明します。

間取りやデザインは決まっている方がよい人

建売住宅は完成した住宅を購入するため、購入する時点で間取りや内装、外装のデザイン、設備の仕様が既に決まっています。また、気になっている家が完成前であっても同じ規格で建てられた住宅があったり、住宅展示場によく似た家があったりするため、購入前に住宅の全体像をイメージしやすいです。間取りやデザインなどが決まっている方がよいという人は建売住宅が向いています。

家づくりに時間や手間をかけたくない人

注文住宅では土地を購入した後に要望を伝えて家を設計し、住宅ローンを組んでと時間と手間がかかってしまいます。建売住宅ではモデルハウス見学やインターネットなどで自分の希望に沿った住宅を探していきます。自分が希望する間取りやデザインなどがある程度決まっている場合は、より時間や手間を削減することができます。仕事や子育てなどで忙しく、時間や手間をかけずに家選びをしたいという人は建売住宅を購入することをおすすめします。

すぐに入居したい人

建売住宅では購入を決定したら、売買契約を結んだ後に住宅ローン審査を受け、問題なく進めば即引渡しとなります。引渡し時の立ち合いの際には「竣工調査」があるのでそのときに不具合などがないかをチェックします。住宅が完成済みであれば、購入から入居まで1ヶ月ほどで段取りが進む場合があります。建売住宅の場合はとにかく入居までの期間が短く済むため、転勤や子どもの入学で住宅購入を急ぐ人にとっては大きなメリットとなります。

まとめ

この記事では、注文住宅と建売住宅の大きな違いの紹介と、それぞれの住宅に向いている人をご説明しました。注文住宅と建売住宅にはそれぞれ特徴があり、どちらが優れているというものではありません。予算やスケジュール、カスタマイズの重要性などを考慮し、自分にとって最適な選択を検討することをおすすめします。ぜひこの記事を参考にして頂き、よりよい家づくりを実現しましょう。

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