土地契約で注意すべきこと

2023.02.17

前回は、<失敗しない土地選びのポイント>についてお話しをしましたが、今回は<土地を契約する際に注意すべきこと>についてお話ししていきます。

購入諸費用を知ろう

理想の土地が見つかり、ようやく契約したとします。土地の契約や家を建てる際には、購入費用に加えて「購入諸費用」というものがかかってくることをご存知ですか?これらの諸費用は「土地+費用」「建物工事費+費用」と、それぞれに費用が発生します。

かかってくる諸費用の詳細は以下になります。

▼購入諸費用

・土地の登記費用

・銀行保証料

・銀行事務手数料

・仲介手数料

・固定資産税等の日割り清算金

・印紙税(売買契約時、金銭消費貸借時)

▼建築するための費用

建築するための費用

・ライフライン引き込み費用(前面道路、宅内配管等)

・解体費

・造成費

・測量費(レベル) ※通常建築費の諸経費として見るので気づきにくい

・外構費(駐車場、玄関のアプローチ)

意外にも購入諸費用がかかるので、びっくりしますよね。一般的な方の多くがこれらの諸費用がかかることについて知らず、建物や土地にいくらかけられるのかで家づくりを考えていることが多い現状です。

これってとっても怖いことで、建物+土地の金額だけで考えてしまうと、あとあと、予算が足りなかった!理想のデザインにできない!!!という可能性にも繋がってしまいます。

家づくりは必ず建物だけでなく、土地+建物+諸費用をすべて合わせた総額で家づくりにかけられる金額はいくらか?で予算を組んでいただきたいと思います。

実際に諸費用はいくらかかるの?

諸費用は土地+建物工事費の合計の10%程度を目安に考えてください。

土地+建物合わせて3,000万円の家であれば諸費用は300万円確保していただくと安心してお家づくりをしていただけます。

曖昧な表現に注意

他社では、これらの諸費用を【建築現場によって異なる】【金融期間によって異なる】【加入プランによって異なる】といった曖昧な明記をすることも多いです。現在、他社で家づくりを検討されている方も、本当にそういうことをしっかりと伝えてくれている会社さんなのか、今一度しっかりと見直しすることが大切です。

土地の契約時にありがちなトラブル例と対処法

ここからは実際に、土地を契約する際にありがちなトラブル例と対処方法について、お伝えしていきます!

【①:契約後に融資が通らなかった】

→近年では契約前に事前審査(仮審査)を行わないと土地契約ができない決まりになっています。

【②:近隣に暴力団事務所等があった場合】

→土地を契約した場所の近辺に、暴力団事務所があったらと思うととても不安ですよね。近隣調査に関しては、工務店側に仲介義務はないため、会社によってさまざまです。

【③:土地を細かく確認せず住み始めたら不便な面があった】

→実際に住んでみると、不都合な点が見えてくることはよくある話です。だからこそ、周辺環境には入念な調査が大切です。

例えば、昼間だけでなく夜の周辺環境についても調べ、近所でトラブルがないか、隣地が空家で樹木が越境してくる、近隣の犬がずっと吠えている。など驚くようなことがでてくる場合もあります。

【④:宅地ではなかった】

契約した土地が農地であった場合は、住宅が建てられるように変更しなければいけません。その場合は、農地転用の手続きや地盤改良などを行う必要があるため、事前にご相談くださいね。

【⑤:インフラが通っていなかった】

→土地の候補が決まったら、道路・電気・ガス・上下水道がちゃんと整備されているのかを確認しましょう。場合によってはこれらを整えるための資金が必要になってきます。

皆さまに安心して、理想の土地を契約していただきたいという想いがあるからこそ、ユニテハウスでは、土地探しからお手伝いさせていただいています。土地を契約される前に、ぜひ私たちプロにお任せください。

どんなことでもユニテハウスにご相談ください。

ユニテハウスでは、家を建てる前の資金計画から、土地選び、建て終わったあとのアフターケアまで、トータルでお客さまをサポートいたします。土地や家づくりのアドバイスだけでなく、上記でもお伝えしましたが、他社ではあいまいな表記をしがちな土地の諸費用や建物の諸費用に関してもすべて明朗でお伝えいたします。私たちは常に、お客様に寄り添う最良のパートナーとして、プロの目線からアドバイスさせていただきます。

一生に一度のお家づくりだからこそ、不安や疑問に思うことがあると思います。小さいなお悩みも抱えこまず、どんなことでもご相談くださいね。