年収300万円だと住宅ローン審査に通りにくい?審査に通りやすくなるポイントを紹介

この記事では「年収300万円台で住宅ローンを組みたい」「年収300万円で住宅ローンの審査は通るのか不安」という方に向けて以下の内容を解説します。

・年収300万で借りられる住宅ローンの目安
・年収300万の人が住宅ローン審査に通りやすくなるポイント

住宅ローン審査に通りやすくなるポイントは全部で4つ、誰でも実践できることを紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

年収300万で住宅ローンの借入は可能か?

結論からいうと、年収300万円でも住宅ローンを組むことは可能です。ただし、どの銀行で借りるのかにもよりますが、大きな金額の借入は難しいでしょう。客観的なデータとして、フラット35利用者調査の2021年度データをみてみましょう。

まず、利用者ごとの世帯年収では、最新の2021年度において年収400万円未満の世帯は34.1%であることがわかります。このことから、年収300万円台で住宅ローンを借り入れている人が一定数いることがわかりますね。

では、年収400万円未満の世帯ではいくら程度のローンを組んでいるのでしょうか?世帯収入ごとの借入額を詳細に知ることはできません。ですが、同データの年収倍率を見ることである程度推測できます。

「年収倍率とは:物件購入価格が年収の何倍にあたるかを表した数値」

例えば、注文住宅であれば年収倍率の平均は6.8倍です。300万の6.8倍ですから、約2000万円の借入額であると予測できます。ただし、これらのデータは平均に基づくものであり、利用者が実際に2000万円借りたかはわかりません。借入額は不動産会社や銀行と相談した上で決めるようにしましょう。

年収300万で借りられる住宅ローンの目安

では、実際のところ年収300万円でどの程度の額の住宅ローンが組めるのでしょうか。解説します。

住宅ローンの借入限度額は年収の5〜7倍

物件購入価格が年収の何倍にあたるかを表した数値を年収倍率と言います。先ほどのフラット35利用者調査を参考にすると、年収倍率は平均5〜7倍であることがわかります。つまり、ご自身の年収額を5〜7倍した数値が住宅ローンを組める限度額の目安です。ただし、住宅ローン以外に借入をしている等の要因によって、借入限度額は上下します。

年収300万の人の借入限度額は2,000万前後

前述した年収倍率の考え方に基づくと、年収300万円の人の借入限度額は2000万円前後であることがわかります。ただし、誰しもが2000万円を借りられるというわけではありません。住宅ローン以外の借入、例えば、自動車のローンがあると銀行から借りられるお金は少なくなります。年齢が一定以上であったり、過去にローンの返済が滞ったことがあったりすると、銀行によっては住宅ローンの審査に通らない可能性すらあります。では、どのようにすればローン審査に通りやすくなるのか。最後はローン審査に通りやすくなるポイントを紹介します。

年収300万の人が住宅ローンの審査に通りやすくなるポイント4つ

住宅ローンの審査に通りやすくなるポイントを4つ紹介します。

1.頭金を用意する

年収に関係なく審査を通りやすくするために有効なのは、頭金を用意することです。例えば、物件価格2500万円の住宅を買う際に2000万円をローンで借り入れ、残分の500万円を頭金で用意するといったケースです。頭金を用意すると、ローン審査に通りやすくなるだけではなく、借入額が減ることで利息の支払いが少なくなる効果もありますよ。「500万円も用意できない」という方もいらっしゃることでしょう。頭金は必ずまとまった額が必要というわけではありませんので、不動産会社や銀行に一度相談してみましょう。

2.収入の夫婦合算を使う

結婚している世帯であれば、夫婦の収入を合算することで通常より借入金額を増やすことができます。例えば、夫婦でそれぞれ年収300万円であった場合、合算して年収600万円相当の借入ができるということです。しかし、収入を合算して住宅ローンを組むとデメリットもある点は注意が必要です。夫婦でローンを返済していくわけですから、どちらかが連帯債務者または連帯保証人になる必要があります。収入合算して住宅ローンを組む際は、必ず夫婦で話合ってから決めましょう。

3.住宅ローンの借りやすい制度やプランを活用する

「住宅ローンの審査が厳しい」「審査になかなか通らない」と感じた方は、ローンを借りやすい制度やプランを活用しましょう。例えば、冒頭で取り上げたフラット35は利用者が多く、比較的審査に通りやすいことで知られています。一度審査に落ちたからと諦めず、色んな制度やプランを見るようにしましょう。

4.複数の銀行に相談する

最後の住宅ローン審査に通りやすくなるポイントは、複数の銀行に掛け合うことです。A銀行では審査に通らなかったが、B銀行では通ったということがよくあります。ただし、銀行ごとに金利が違うため、シミュレーションを行なっている際はその結果も変わります。また、金利だけではなく銀行ごとにサポートの質や保険オプション等も異なります。どの銀行で住宅ローンを組むか?について、ここでは説明しきれませんので、不安な方は一度弊社にご相談ください。

まとめ

年収300万円でも住宅ローンを組むことは十分可能です。ですが、借入金額が大きすぎると審査に通らない可能性があるため、紹介したようなポイントや工夫が必要です。不動産会社に相談すれば、提携の銀行を紹介してもらえることもあります。銀行によっては再審査を受けられるとこもありますので、諦めずにチャレンジしましょう。

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