新築の間取りに必須!パントリーで叶える理想のキッチン収納術

2025.01.10


キッチンの収納スペースとして注目を集めるパントリー。新築時にパントリーを設置することで、家事動線の効率化やキッチンスペースの有効活用が期待できます。今回は、新築住宅でのパントリーの間取りに関する重要なポイントを、6つの観点からご紹介します。

パントリーのメリット

パントリーを設置するメリットは多岐にわたります。まずは基本的なメリットから確認しましょう。

食品や日用品の収納が可能

パントリーの最大のメリットは、収納スペースを確保できることです。食品や日用品を一か所に集約でき、キッチンがすっきりと片付きます。家族が多く、買い置き品が多い場合は特に有効です。

また、パントリーに収納すれば、食品の状態管理が容易になります。一目でストック状況がわかり、在庫管理が簡単です。食材の無駄や賞味期限切れを防げるでしょう。

キッチンの生活感をカバー

パントリーを設置することで、キッチンに収納スペースを設ける必要がなくなります。調理器具や食品をパントリーにしまえば、キッチンが生活感のない美しい空間に保たれます。

リビングから見えるキッチンは家のイメージを左右します。キッチンをすっきりと保てば、高級感あふれる魅力的な空間に仕上がります。

災害時の備蓄に役立つ

近年の災害の頻発を考えると、パントリーは防災の観点からも重要です。パントリーに食品や日用品を備蓄しておけば、万が一の際にも対応できます。

また、パントリーには保存食や飲料水、簡易トイレなどの防災グッズも収納可能です。災害に備えた準備がしやすくなるでしょう。



パントリーのタイプと特徴

パントリーには大きく分けて3つのタイプがあります。ここでは、それぞれの特徴を確認しましょう。

壁付けタイプ

壁付けタイプは、キッチンの壁面にパントリーを設置するスタイルです。比較的コンパクトな作りで、キッチンを圧迫しません。設置場所の自由度も高いため、動線に合わせて最適な位置を選べます。

一方で収納スペースが限られるため、大量の買い置き品には向きません。食品ストックが少ない小さな家庭に適したタイプといえるでしょう。

ウォークインタイプ

ウォークインタイプは、キッチンの隣や奥にパントリー専用の個室を設けるスタイルです。大容量の収納が可能で、食品ストックを多くする家庭に最適です。

しかし、動線が長くなる可能性があります。また、換気や照明にも注意が必要です。収納品の種類や量を事前に検討し、適切な広さを確保することが重要でしょう。

ウォークスルータイプ

ウォークスルータイプは、パントリーをキッチンと玄関や勝手口の間に設置するスタイルです。買い物から家事までの動線が短くなり、家事の効率化が期待できます。

しかし、収納スペースに限りがあります。動線重視か収納重視か、ご家庭のニーズに合わせて検討する必要があります。



パントリーの設置場所

次に、パントリーを設置する最適な場所について見ていきましょう。

キッチンに隣接した場所

最もスタンダードなのは、キッチンに隣接した場所へのパントリー設置です。調理中の行き来がし易く、家事の効率化が図れます。料理の腕前が上がる人も多いかもしれません。

キッチンの横や背面など、動線に合わせた位置が理想的です。キッチンとパントリーの出入り口が近接していることが重要なポイントです。

玄関や勝手口と一体的な場所

ウォークスルータイプのパントリーは、玄関や勝手口に隣接させると便利です。買い物から家に入ってすぐにパントリーへ収納できるため、荷物の行き来が楽になります。

パントリーを玄関とキッチンの中間に設置すれば、理想的な動線が実現できます。食材の搬入やゴミ出しなどの家事がスムーズになるでしょう。

階段下やデッドスペースの有効活用

新築時は、デッドスペースを有効に活用することも重要です。階段下スペースを利用してパントリーを設けるのも一案です。

またクローゼットやトイレの手前など、デッドスペースにパントリーがあれば場所を有効に使えます。動線を考慮した上で、検討してみてはいかがでしょうか。



パントリーの広さと設計ポイント

次はパントリーの広さと、設計時の留意点を解説します。

パントリーの広さの目安

パントリーに求められる広さは、家族構成や収納ニーズによって異なります。
一般的な目安としては以下の通りです。
●1人暮らし〜2人暮らし:1〜1.5畳程度
●3〜4人家族:1.5〜2畳程度
●5人以上の大家族:2.5畳以上

あくまでも目安ですので、実際に収納したい品物を考えて検討することが重要です。食品の買い置き量や、日用品の量などからスペースを算出しましょう。

収納計画のポイント

パントリーの収納設計では、以下のポイントに留意しましょう。
●可動式の棚板や引き出しを設置し、収納物に合わせて調整できるようにする
●重い物は下段、軽い物は上段に配置する
●よく使う物と、あまり使わない物を分けて収納する
●食品は賞味期限順に並べる

このほか、コンセントの設置やスポットライトの導入なども検討すると良いでしょう。

湿気対策のポイント

パントリーは湿気がこもりがちです。食品の劣化を防ぐためにも、しっかりと湿気対策が必要不可欠となります。
●換気扇や窓の設置で通気性を高める
●壁や天井に防湿・防カビ加工を施す
●除湿機やサーキュレーターを設置する

上記のようなポイントに気をつけて、パントリー内の過剰な湿気を排除しましょう。

まとめ

新築時のパントリー設置は、家事動線の効率化やキッチン空間の美しさを実現する上で重要なポイントとなります。

本記事では、パントリーのメリットからタイプ別の特徴、設置場所、広さや設計上の留意点までをご紹介しました。ご家庭のライフスタイルに合わせて、理想のパントリーを取り入れた間取りを実現してみてはいかがでしょうか。

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