新築の洗面所づくり完全ガイド!快適性と美しさを両立させる7つのポイント

2024.10.04


 新築住宅を建てる際、洗面所のデザインと機能性は重要な要素の一つです。洗面所は家族全員が毎日使う空間であり、使いやすさと美しさを両立させることが求められます。今回は、新築時の洗面所について、レイアウト、収納、照明などの観点から詳しく解説します。効率的な動線計画や機能性の高い設備、おしゃれなデザインなど、理想の洗面所を実現するためのヒントを紹介していきます。



洗面所のレイアウト


洗面所は限られた空間ですが、適切なレイアウトを心がけることで、使い勝手の良い空間を実現できます。


独立洗面所のメリット

最近の新築住宅では、洗面所を独立させるケースが増えています。洗面所と脱衣所を分けることで、来客時のプライバシーが確保でき、生活感を出さずに済みます。また、洗濯物の収納スペースを確保しやすくなるなど、メリットが多数あります。一方で、面積が増えるため建築コストがかさむというデメリットもあります。間取りを検討する際は、メリット・デメリットを十分に考慮する必要があります。



動線を意識したレイアウト

洗面所のレイアウトを決める際は、動線計画が重要になります。生活動線と家事動線の両方を意識し、移動がスムーズにできるようにすることが大切です。例えば、物干し場や家事室と隣接させたり、洗濯物の行き来がしやすいよう配慮したりするのがおすすめです。さらに、玄関や2階ホールにセカンド洗面台を設置することで、手洗いや朝の混雑回避など、生活の効率化が期待できます。



収納スペースの確保

洗面所のレイアウトを決める上で、収納スペースの確保も重要なポイントです。壁面や洗面台下、洗濯機上部などのデッドスペースを有効活用し、タオルや洗面用具の収納場所を作ることをおすすめします。また、洗面所の広さに合わせて収納量を調整することも大切です。2畳以上の広さがあれば、洗面台を大きくしたり、造作の収納棚を設置したりと、収納力を高められます。




洗面所の収納アイデア


洗面所は限られた空間ですが、収納アイデアを活用することで、すっきりとした空間を実現できます。



壁面収納の活用

壁面収納は、洗面所の収納を確保する有効な手段の一つです。ミラー裏収納やニッチ収納を設けることで、化粧品や小物を隠して収納できます。また、オープン収納を設置すれば、タオルなどをすっきり収められます。壁面収納を設置する際は、扉付きと開放型のどちらがよいかをライフスタイルに合わせて検討することが大切です。



洗面台下収納の工夫

洗面台下は、デッドスペースになりがちですが、引き出しや可動棚を設置することで有効活用できます。引き出しには洗面用具を、可動棚にはタオルを収納するのがおすすめです。洗面台下収納を設ける際は、開閉のしやすさや収納量など、使い勝手を十分に検討する必要があります。



造作収納の採用

造作の収納家具を設置することで、空間に合わせたオリジナルの収納を実現できます。造作収納は、既製品では対応できない特殊な間取りにも柔軟に対応可能です。ただし、造作収納は一般的な洗面化粧台に比べてコストがかかる点に注意が必要です。予算に合わせて造作収納か既製品かを検討しましょう。




洗面台の選び方


洗面台は洗面所の中心的な存在です。新築時の洗面台選びは、使い勝手と美しさを両立させることが重要なポイントになります。



一般的な洗面化粧台

一般的な洗面化粧台は、お手入れが簡単で収納力が高いというメリットがあります。LIXILの「ルミシス」や「L.C.」などのメーカー品なら、デザインや機能面でバリエーションも豊富です。ただし、特殊な間取りには対応が難しい面もあります。また、メーカーによってはサービスが不十分な場合もあるので、事前の情報収集が重要です。



造作洗面台

造作洗面台を採用すれば、間取りやニーズに合わせてオリジナルのデザインを実現できます。素材や形状、収納のサイズなど、細かなこだわりを反映できるのが魅力です。一方で、造作洗面台は一般的な洗面化粧台に比べてコストがかかります。また、保証サービスがない点にも注意が必要です。造作洗面台を選ぶ場合は、プロのアドバイスを仰ぐことをおすすめします。



ボウルのデザインと素材

洗面台のデザインを決める上で、ボウルの形状や素材選びは重要なポイントです。深めのボウルなら水はねを防げますし、人造大理石のボウルなら高級感があります。一方、浅めのボウルなら開放的な雰囲気を出せますし、コンパクトサイズで設置スペースを節約できます。ガラスのボウルを選べば、清潔感のある洗面所を演出できるでしょう。




洗面所の照明


照明計画も洗面所の快適性を左右する大切な要素です。適切な明るさと雰囲気作りが重要になります。


用途別の照明設計

洗面所の照明は、用途に合わせて設計する必要があります。化粧や髪をセットする際は、鏡周りを明るく照らすことが大切です。一方、入浴前の身支度時は、全体を明るく照らすことが使い勝手を高めます。このように、用途別に必要な明るさを確保できるよう、天井ダウンライトと壁付けライト、鏡裏LED照明など、複数の照明を組み合わせることをおすすめします。



おしゃれな間接照明の活用

洗面所に間接照明を取り入れることで、上品で落ち着いた空間を演出できます。ボウルの縁に照明を設置したり、棚や鏡の周りに間接照明を設けたりするのがおすすめです。照明の配置やカラーを工夫すれば、リラックス空間や高級感のある洗面所を実現できます。また、LED照明なら省エネで長持ちするというメリットもあります。



センサー照明の導入

最近ではセンサー式の照明も注目されています。センサーが人の動きを感知して自動で点灯・消灯するため、手の届きにくい場所の照明操作が不要になります。センサー照明を採用すれば、快適性が高まるだけでなく、節電にも効果的です。また、汚れにくい仕様のものを選べば、清潔な洗面所を保ちやすくなります。




まとめ

新築での洗面所づくりには、さまざまなポイントを押さえる必要があります。家族のニーズに合わせてレイアウトを決め、効率的な動線と十分な収納スペースを確保することが重要です。洗面台の選定やデザインにもこだわり、照明計画にも気を配ることで、おしゃれで快適な洗面空間を実現できるでしょう。

特に注目すべきは、洗面所を独立させることでプライバシーを確保できる点と、造作家具を取り入れることでオリジナリティを出せる点です。新築ならではのメリットを最大限に活かし、理想の洗面所を手に入れましょう。

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