猫との生活を楽しむための家づくり


猫は家庭に楽しみや癒しをもたらす家族の一員です。そんな猫との快適な暮らしを実現するために、家づくりにおいても知っておきたいポイントがあります。この記事では、「猫との生活を楽しむための家づくり」のヒントをご紹介します。



猫との生活にマッチした床材を選ぶ


猫と一緒に暮らす家を作るうえで、床材の選択は非常に重要です。猫の爪による傷や毛の問題を考慮し、自分たちに合った床材を検討しましょう。今回は、畳とフローリングのメリットとデメリットをご紹介します。


畳のメリットとデメリット

日本の家で採用されることが多い畳ですが、猫と暮らすうえではどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。まず、畳を選ぶメリットとして下記の点が挙げられます。

・柔らかさと快適性: 畳は柔らかく、猫がくつろぐのに理想的です。猫も人間と同じように、リラックス効果をもたらすと言われる畳の上で寛いで休むのを好む傾向があります。

・温かさ: フローリングや大理石などの床材に比べて畳は断熱性や保温性に優れており、猫が一年中快適に過ごすのに適しています。

以上がメリットとして挙げられますが、次にデメリットについてもご紹介します。畳を選ぶデメリットは下記の点が挙げられます。

・適切な対処で清潔さを保つ必要がある: 猫が畳の上で排泄物をしてしまう場合があります。畳が汚れてしまった際に適切な対処をせず、そのままにしていると悪臭の原因となってしまう場合があるため、すぐに対処をする必要があります。

・爪に弱い: すでにイメージされている方も多いと思いますが、猫の爪は畳に傷をつける可能性があります。猫が畳の上で爪とぎをすることですぐに畳はボロボロになってしまうため、定期的な爪の手入れや適切なしつけをする必要があります。



フローリングのメリットとデメリット

次に、フローリングを選ぶメリットとデメリットについてご紹介します。フローリングを選ぶメリットとして、下記の点が挙げられます。

・掃除の容易さ: フローリングは表面が滑らかで、清掃が簡単です。猫の毛や排泄物の掃除がしやすく、衛生的な環境を保つことができます。

・耐久性に優れている: フローリングは耐久性が高く、猫の爪に対しても比較的耐性があります。

・種類が豊富: フローリングにはさまざまなスタイルや材質があり、インテリアデザインに合わせて選ぶことができます。猫と一緒に暮らす中でも、自分のこだわりが場合に選択の幅が広がります。

以上、フローリングを選ぶメリットをご紹介しました。次にフローリングのデメリットをご紹介します。フローリングのデメリットは以下のとおりです。

・硬さ: フローリングは畳に比べて硬いため、猫がくつろぐ場所としては適さない場合があります。その場合は、キャットツリーやクッションなど、柔らかくくつろげる場所を用意してあげると良いでしょう。

・音が響きやすい: フローリングは、猫の足音や物音が響きやすいことがあります。隣近所に迷惑をかけてしまう場合があるので、防音対策を行うなど周囲への配慮が求められる可能性があります。

畳とフローリングはそれぞれにメリットとデメリットがあります。猫との生活において、猫の性格やライフスタイル、お住まいの環境に合わせて検討することが大切です。



猫が一緒でも安全な窓とベランダの設計


窓から外の景色を楽しむこともある猫との生活を楽しむためには、窓やベランダを設計する際にも検討した方が良いポイントがあります。ポイントは下記のとおりです。

・網戸を取り付ける: 転落への安全性を保ちながら、通気性を確保できる。

・低すぎる窓に気を付ける: 猫が窓から外へ出ることを試みる可能性があるため、注意が必要。

・窓際やベランダに猫専用のくつろぎスペースを設ける: クッションやベッド、キャットツリー等を窓際に置いて、猫が外の景色を見ながらリラックスできる環境をつくる。

・安全な植物を置く: 窓際やベランダに植物を置く場合は、猫に害を及ぼさない安全な植物を選ぶ。

見落としてしまいそうなポイントですが、猫も安心して自由に暮らせる家づくりをするうえで、窓やベランダへの配慮は欠かせないものといえるでしょう。



猫専用の快適スペースをつくる


猫がストレスなく家族の一員として快適に暮らすためには、猫専用のスペースが欠かせません。最後に、猫専用のスペースをつくるポイントをご紹介します。

・猫用のベッドとクッションエリアを用意する: 猫がくつろげる固定の場所を用意する。

・キャットウォークを設置する: 高いところを好む傾向がある猫のために、室内にキャットウォーク等を設けることで、猫が部屋中を探索し楽しむことができる。

・猫のプライバシーを守るトイレスペース: 猫用のトイレスペースは静かでプライバシーを守れる場所にする。

・猫用品の収納スペースを確保する: おもちゃやフードボウルなど常時使わないものは収納し、猫も人も暮らしやすいきれいな環境を保つようにする。

それぞれの状況に合わせて、出来る範囲で猫がのびのびと暮らすことのできる環境づくりをしてあげることが、家族の幸せにつながります。



まとめ


今回は、大切な猫と一緒に暮らしていくためのヒントをご紹介しました。これから家を作るという方は、家づくりの条件の中に家族の一員である猫が住みやすくなるポイントを考慮することで、猫を含めた家族全員が暮らしやすく幸せを感じられる家につながっていきます。

ユニテハウスでは、お客様のご状況や予算に合わせて、大切な猫と暮らす「猫ファーストの素敵な家づくり」をご提案させていただきます。「ますは話だけでも聞いてみたい」という方は、お気軽にお問合せください。また、猫との暮らしを考えたユニテハウスの事例もご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。

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