注文住宅で中庭を設置するには?種類や費用相場を解説!

2023.07.14

この記事では、注文住宅で中庭を設置したい方に向けて以下の内容を解説します。

・中庭の種類や費用相場
・中庭を設置する際の注意点

中庭を設置する際の費用や取り入れたい設備について詳しく紹介します。中庭の設置を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

中庭の種類は?

はじめに、中庭の種類について解説します。

コの字型

一般的に設置しやすいのがコの字型の中庭です。中庭に面している部屋が角部屋になるので、窓や出入り口を設置すると室内外の行き来がしやすく便利です。また、他の種類と比べて採光が確保しやすいため、室内を明るく保ちやすいのがメリットです。設置する向きによっては、室内が見えやすいので、防犯対策をしっかり行うと安心です。

ロの字型

ロの字型は、中庭の四方が家の壁や窓で囲まれています。ロの字型は、室内が中庭を中心とした導線になるのが特徴です。間取りによっては採光が確保できない場合があるので工夫が必要です。しかし、中庭を眺めながら生活できるので、開放感が溢れておしゃれな空間になりますよ。

L字型

アルファベットの「L」の形をしている中庭がL字型です。L字型は、ロの字型に比べて横幅が広いため開放的です。開放感を保ちつつも隣家の視線が気になりにくいので、子供の遊び場として活用する際も安心できます。住宅によっては建築費用が高くなる場合があるため注意が必要です。

中庭付きの注文住宅の費用相場は?

次に、中庭付きの注文住宅の費用相場について解説します。


中庭付きは費用が割高になる

中庭付きの注文住宅は、下記の部分に費用がかかるため割高になりやすいです。

・設計が複雑になる
・使用する材料が多くなる
・庭の設備が増える

中庭を設置するための設計や資材・設備などに費用がかかります。間取りや設備によっては中庭がない住宅と比較して費用が大きく変わるため、余裕をもって予算を検討しましょう。

メンテナンス費がかかる

中庭を造ると定期的にメンテナンス費用がかかります。例えば、水はけが悪くならないように対策をしましょう。水はけが悪いと大雨などで住宅に被害が及ぶ可能性があるので、配管が詰まらないように専門業者にメンテナンスを依頼すると安心です。また、中庭を設置する際に予め水がはけやすいように設計をお願いしましょう。

中庭を付ける際の注意点は?

最後に中庭を付ける際の注意点について、対策方法と合わせて解説します。


水はけや湿気対策を万全にする

中庭を作る際に注意したいのが水はけの良さです。中庭に水が溜まると、屋内に浸水する可能性があります。予め水はけの良い設計にする・太い配管を設置するなどを検討しておきましょう。壁で囲まれている中庭は熱や湿気がこもりやすいので、予め断熱性能を高める・湿気対策などをする必要があります。また、豪雨などで一時的に水が溜まる場合に備えて、メンテナンスを依頼する専門の業者を決めておくと安心ですね。

害虫対策を工夫する

中庭を設置する際に、室内外の害虫対策をしておきましょう。植物や電気があると虫が入ってきやすいうえに、熱や湿気がこもりやすいため害虫が繁殖しかねません。そのため、水はけの良い構造や設備にしておくことが大切です。さらに、雑草を生やさないようタイルを敷く・除草剤や防虫剤を撒くのも効果的ですよ。中庭をウッドデッキにするのも魅力的かつ害虫対策になりますが、費用がかかるのがデメリットです。予算に余裕がある方はぜひ検討してみてくださいね。

高い断熱性能を確保する

中庭があると照り返しや外気などが室温に影響を与えがちです。そのため、高い断熱性能を確保しておくと快適に過ごせますよ。断熱性能を高めるには、床や壁・天井に断熱材を使用したり、窓は断熱ガラスを取り入れるのがおすすめです。大きい窓を設置する場合は断熱効果が得られにくいため、断熱ガラスに予算をかける・風通しの良い間取りにするなど工夫が必要です。また、種類や施工方法によっては割高になる場合があるため注意しておきましょう。

生活導線や間取りを考慮する

中庭を造る際は、生活導線や間取りを考慮しておくことで、室内外を問わず快適に過ごせますよ。中庭の種類によっては生活動線が確保しにくい場合があります。また、中庭を設置することで居住スペースが狭くなりやすいため、生活空間を考慮して中庭の種類や広さを検討しましょう。また、生活導線を考慮して中庭を活用できれば、家事がスムーズになりますよ。例えば、中庭をキッチンと隣接させれば、できたての料理をすぐ外で楽しめて気分が上がりますね。


まとめ

注文住宅で中庭を造る際は、生活導線や間取りを考慮して中庭の種類を決めるのがおすすめです。また、中庭があると照り返しや外気が室温に影響しやすいため、断熱性能を高めておきましょう。さらに、中庭の水はけが悪いと熱や湿気がこもりやすいため、設置する際に対策を万全にしておくと安心ですよ。

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