建築条件付き土地は建売や分譲と何が違う?購入後の流れとおすすめの人をご紹介


この記事では、「建築条件付き土地は建売や分譲と何が違うのか分からない」「建築条件付き土地を買った後の流れを知りたい」という方に向けて以下の内容をご紹介いたします。

・建築条件付き土地と建売、分譲の違い
・建築条件付き土地購入後の流れとおすすめの人

理想の住まい空間を創るために土地の購入を検討中の方に向けて解説します。ぜひ参考にしてくださいね。



建売や分譲と建築条件付き土地の違いは?


建売、分譲、建築条件付き土地は全て新築住宅を手に入れる方法ですが、それぞれに大きな違いがあります。建売は、建築会社が土地を購入し、予め家を建ててから販売する方法です。一方、分譲は、大規模な土地を区画分けして、各区画に家を建てて販売する方法です。また、建築条件付き土地は、土地を購入する際に特定の建築会社で家を建てることが条件となっています。つまり、建築条件付きの土地を買うと自動的に建物の施工会社が決まるのです。

建売の土地分譲の土地建築条件付き土地
家の設計施工会社が決定購入者が決定購入者がある程度決定
施工会社施工会社が決定購入者が決定売主が指定
土地の選択施工会社が決定購入者が決定売主が指定
所有権移転のタイミング完成後土地購入時土地購入時

上記の表は一般的なケースを示しています。具体的な内容は各施工会社や土地の条件により異なる場合があります。詳細は各社に確認してください。



建築条件付き土地を購入した後の流れ


建築条件付き土地を購入した後の流れは、一般的な住宅購入とは少し異なります。ここからは、建築条件付き土地を購入した後のステップをご紹介します。


1.土地の売買契約を締結

まず、建築条件付き土地を購入するために、土地の売買契約を締結します。建築条件付き土地には、土地の価格だけでなく、建築に関する条件も含まれています。また条件には、建築会社の指定や建築期間、建築費用などが含まれているため、注意が必要です。契約を締結する前に気になるところは必ず確認しておきましょう。


2.指定の施工会社と間取りや設備の打ち合わせ

売買契約を締結した後は、指定の施工会社と間取りや設備についての打ち合わせを行います。この段階で、自分の理想とする家の形を具体的に話し合い、プランを決定しましょう。建売と異なり、ご自身の希望に沿った間取りや設備を選択することが可能です。ただし、土地によっては制限が生じるため、あらかじめ確認をしておくことが大切です。


3.建築工事請負契約の締結

打ち合わせを行い、理想の間取りや設備を決め終わったら、次は建築工事請負契約を締結します。建築工事請負契約には、建物の設計図や仕様、工事費用、工事期間などが明記されます。契約書は様々な条件や揉めた際の指標となるため、じっくりとチェックすることが大切です。可能であれば契約する前に、一度ひな形をもらい、目を通しておきましょう。


4.着工から物件完成

建築工事請負契約を締結したら、いよいよ建築が始まります。工事が進行し、無事に完成すれば、新しい家が手に入ります。建築条件付き土地の場合、一般的には土地の購入から家が完成するまでの期間は約半年から1年程度が一般的です。この間に購入者が取る行動は特にありませんが、自身の希望に沿った家を引き渡ししてもらうためにも、家の完成が納期に間に合うか、希望通りの間取りになっているか等、何度か確認するのがおすすめです。



建築条件付き土地はどんな人におすすめ?


建築条件付き土地は、特定の条件を満たすことで利点を享受できる一方、一部制約も存在します。それでは、どのような人にとって建築条件付き土地が最適なのでしょうか。


早く家を建てたい人

建築条件付き土地は、土地と建物のパッケージとして提供されるため、土地探しから建築会社選びまでの時間を大幅に短縮することができます。また、施工会社があらかじめ決まっているため、建築会社選びに時間をかけることなく、すぐに家づくりを始めることが可能です。新婚で新居を急いで建てたい人や、転勤などで新居が必要となった人にとって大きなメリットです。


建築会社にこだわりがない人

建築条件付き土地は、特定の建築会社が指定されています。そのため、特定の建築会社にこだわりがない、または信頼できる建築会社が指定されている場合には、建築条件付き土地が適していると言えるでしょう。また、建築会社選びに自信がない、どの会社を選んだらいいか迷っているという人にとっても、建築条件付き土地は選択肢を絞ることができるため、おすすめです。


3か月で内容を決める余裕がある人

建築条件付き土地を購入すると、土地の売買契約から3か月以内に建築工事請負契約を結ぶ必要があります。なぜなら、建築条件付き土地の特性上、土地の売主が早期に建築工事を開始したいという意向が反映されているからです。そのため、間取りや設備などの詳細を3か月以内に決定できる余裕がある人にとって、建築条件付き土地は適しています。



まとめ

建築条件付き土地は、早く家を建てたい人、建築会社にこだわりがない人、3か月で内容を決める余裕がある人にとって、非常に魅力的な選択肢です。しかし、それぞれのライフスタイルやニーズにより、最適な選択は異なります。建売や分譲との違いをしっかり把握し、ご自身の希望に沿った家づくりを進めてくださいね。

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